グルタミン酸・イノシン酸・グアニル酸が「三大旨味成分」と言われ、いわゆる出汁をとる食材に含まれています。なお完熟トマトにはより多くのグルタミン酸が含まれていると言われています。
料理ではグルタミン酸×イノシン酸、グルタミン酸×グアニル酸の組み合わせにより、うま味がより一層引き立つそうです。
そこでグルタミン酸を多く含む昆布、イノシン酸を多く含むカツオ節、グアニル酸を多く含まれる干し椎茸などから「出汁」をとり、定期的に水と一緒に流しています。また、元肥や液肥もうま味成分を意識したものも使っています。(科学的的なデータはとっていません)
あつみちゃんトマトの栄養分析結果はこちらをクリック
美味しいミニトマトを作るためには闇雲に肥料や水を与えればいいというわけではありません。まだまだ勉強中ですが、植物生理をもとに植物に一番大切な「光合成」を中心に管理を行います。
また気温・湿度・CO2を計測する「環境モニタリング装置」でハウス内環境を四六時中計測し、それを踏まえ、制御機器の設定を変更していきます。
感覚だけに頼らず、データも活用することで、よりミニトマトに適した環境作りを目指します。
上記は環境モニタリング装置によってグラフ化された一日日のハウス内の環境の変化です。
オレンジは湿度、緑はCO2、青はハウス内温度になっています。
おがわ農園はミニトマト専門農家です。
農家全体からすると一品目のみの農家は少ないと思います。
そのため、多品目農家と比べるとミニトマトにかける作業時間は圧倒的に多いです。
毎日観察し、毎日ミニトマトについて考えることでより一層美味しいミニトマトが作れると考えます。
植物は本来、土の上で成長するもの。
最近では土を使わない隔離栽培が増えていますが、おがわ農園ではみなさんがイメージする昔ながら農業「土耕栽培」を採用しています。
化学肥料だけでなく有機肥料や微生物などを活用し、ミニトマトの力を引き出すよう努めます。
ミニトマトと言っても品種は100種類以上あり、多くの生産者がいるため味は様々です。スーパーに並んでいるものは○○県産、あるいはポップで少し情報が載っています。
おがわ農園では、SNSによる積極的な情報発信やコメントのやり取り、マルシェなど店頭に立ち、消費者の皆さんとの直接のやり取りを行うようにしています。今後は収穫体験も検討しています。
「味」だけでなく「どんな人が、どんな性格で、どんな想いで」作ったミニトマトなのか。
想いが伝われば味も変わる。そんなストーリーを感じるミニトマトを食べてみませんか?
渥美半島とまとランド
〒441-3615
愛知県田原市中山町寺脇3
TEL:090-8959-1749(小川浩康)
FAX : 0531-32-1922
E-mail: atsumichantomato@gmail.com
新しいホームページ:https://atsumichan-tomato.com/